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Scarpinoの靴にはイタリア製と日本製が存在する。

  • 執筆者の写真: 店主
    店主
  • 7月31日
  • 読了時間: 4分
向かって(左)日本製(右)イタリア製
向かって(左)日本製(右)イタリア製

Scarpinoの革靴には実は2つの生産国が存在します。

日本製とイタリア製です。



インソールの刻印も実は少し違います。

こちらは日本製。



こちらはイタリア製です。



日本製は近江地方に伝わる伝統技法を駆使したオーダーシューズです。

製作は近江職人。素材選定は当店が行なっています。(履き心地に影響するため)


ビスポークでもパターンオーダーでもありません。

イージーオーダーという形式を採用することで、ビスポークよりも低い価格設定(120,000円+Tax)が実現し、さらにパターンオーダーよりも秀悦な履き心地を手にすることができます。


どれくらい秀悦かというと、走れるどころか踊れる位に軽快であるということです。

履き心地という点で見れば、イタリア製のScarpinoを凌駕します。


私感ではありますが、蒸れるスニーカーのゴム底を履くよりも革底の日本製Scarpinoを履いていた方が疲れません。スニーカーより快適な革靴なんて信じられますか?



攻め込んだ踏まずの薄さが歩行性に寄与する一つの理由
攻め込んだ踏まずの薄さが歩行性に寄与する一つの理由





こちらはイタリア製のScarpino。

ネットではあまり書けませんが、実はすごい職人さんに作ってもらっています。

某ラグジュアリーブランドのハイエンドラインの製造の一端を担う職人工房製です。

日本で彼らが手掛けた靴に足を通せている方はおそらくごく僅かでしょう。


さらに既成靴ですが日本人に合わせた木型製作を一から施してもらいました。

(これは欧州既成靴にはあり得ないことです。)


日本製Scarpinoほどの屈伸性はありませんが、履き心地を決める中底とライニングの選定にとてもこだわっています。特に中底は天然のインソールクッションと呼ぶにふさわしいイタリア産の中底を使用しています。自身の足の形に沈み込むスピードが圧倒的に早く、英国製既成靴のいつまで経っても馴染まない苦行のような経験は一切必要ありません。



日本製Scarpinoとの違いは「格好良さ」という表現かもしれません。

イタリア製Scarpinoは完成された美しさが初めから担保されています。

そして履きこんで靴の形が歪になるということもありません。

(これは先述した中底のライニングに秘密があります)


欧州既成靴はディスプレイに飾られている時が一番格好よく、履きこむと(人により)形が大きく崩れていきます。靴の形に足の形を無理に合わせるのですから仕方のない話ではありますが。。


(左)日本製(右)イタリア製
(左)日本製(右)イタリア製

日本製はオーダーですので歩きやすさは担保されていますが、自身の足の形が靴の形に表れやすいです。よく幅広甲高を気にされる方がおりますが、靴の形は美しくあってほしいという方はイタリア製Scarpinoをお勧めします。


店主自身が惚れ込んで始めた靴なので、当たり前と言えばその通りですが、今まで散財した高級既成靴は全て手放しました。必要ないと感じましたしブランド名ではなく物の良し悪しで判断しているからです。Scarpinoはそれ位に圧倒的な歩きやすさを誇ります。


「革靴は痛くて疲れる履物だ。」

こんなイメージが世の中にすっかり定着してしまいました。

スニーカーがビジネスカジュアルのワードローブでもすっかり市民権を得ました。

革靴産業はこれからさらに淘汰されていくことでしょう。


でもちょっと待ってください。

「スニーカーと同じ位に快適で格好いい革靴」があればどちらを選びますか?

ということを声を大にして私は皆さまに問いを投げかけます。


そこは投資という観点でも革靴を選んでください

(もちろん歩きやすい革靴であるということが前提です。)


スニーカーは若い時は良いんです。ボロボロでも気になりません。

でも良い年の大人がボロボロになったスニーカーを履きこなせるという事はそうはありません。


革靴は手入れや修理を施せば20~30年履けるポテンシャルを備えています。

スニーカーは加水分解で5年前後で履けなくなる宿命を抱えています。


多少高くても未来への投資という視点で革靴を選びましょう。

そして革靴を選ぶ場合は是非Scarpinoを選択肢に入れてください。

先述した通り、革靴だったら何でもいいわけではないんです。

私と同じような失敗を繰り返してほしくないという思いもあります。


皆さまのご来店を心よりお待ちしております。

























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